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ゴールキックとは?基本ルールと改正によって生まれた近年のトレンド

サッカーに必ずあるセットプレーのひとつであるゴールキック。シュートを外せば、相手のゴールキックになるということくらいは、多くの人々が理解しているでしょう。

ですが、ゴールキックの細かいルールまでは経験者でも意外に知らないこともあるはず。ということで、ゴールキックの基本的なルールを、近年の欧州サッカーのトレンドとともに説明していきたいと思います。

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ゴールキックのルール

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ゴールキックとは、攻撃側が最後にボールを触り、ゴールラインを割ってしまったときに守備側に与えられるセットプレーです。ゴールエリアの角にボールをセットし、キックすることで再開されます。その際、相手選手は意図してペナルティーエリアに入ってはいけません。

キッカーは基本的にはGKとなりますが、DFなど守備側の選手であれば、代わりに行うことも可能です。なお、ゴールキックにオフサイドは適用されません。一方で、ゴールキックが直接ゴールに入った際にはゴールが認められます。自陣のゴールに直接入った場合(まずありえないことですが)、コーナーキックとなります。

ゴールキックとオフサイド

前述の通り、ゴールキックにオフサイドは適用されません。このルールはスローインにも同様のことが言えます。一方で、キーパーが行うパントキックやスローなどはオフサイドが適用されるので、注意が必要です。

そもそも、ゴールキックが相手の最終ラインを超えるようなケースは稀。かなりキック力に自信があるキーパーだったとしても、難しいはずです。なぜならゴールキックは滞空時間が長くなるので、相手DFがかぶることは希少だからです。

ただし、ゴールキックをFWがフリックして、そのボールをオフサイドポジションで受ければ当然判定はオフサイド。なので、ゴールキックだからといってオフサイドポジションに居座るのはあまり得策ではありません。

ですが、あえて最初はオフサイドポジションに構え、相手DFの背中から競り合って空中戦に勝つというのもひとつの技術となるので、覚えておいて損はないでしょう。

ゴールキックのルール改正

ゴールキックの大きなルールのひとつであった、「ペナルティーエリアの外でボールを受けなければならない」というものがありましたが、2019-20年に競技規則の改正によって変更となりました。

ゴールキックのルール改正により、ペナルティーエリア外へボールを蹴り出さなくてもよくなりました。相手側の選手がペナルティーエリアの外にいなければならないというルールはそのままですが、味方側はペナルティーエリア内でボールを受けられるように。

したがって、キーパーは味方DFにパスをつなぎ、クイックリスタートを行うことができるようになりました。ゴールキックからのビルドアップは両チームにとって大きな意味を持つようになったのです。

現代のゴールキックのトレンド

育成年代では、ゴール前でショートパスを丁寧につないで、ビルドアップを行うというのはリスクが高いと言わざるを得ません。奪われれば即失点の可能性もあるだけに、小学生~高校生までは変わらずロングキックを多用しています。

しかし、プロレベル、とりわけ欧州サッカーはゴールキックのルール改正によりロングボールをほとんど使わなくなったように見えます。ビルドアップ能力に長けたDFがキーパーからすぐにボールを受け取り、パスをつないでいくというのが基本のスタイルとなっています。センターバック2人がペナルティーエリア内に入り、キーパーの両サイドで受けて幅を作るというやり方もひとつのトレンドとなっています。

もちろん、低い位置からパスをつないでいけば、奪われたときには即失点となりかねません。実際、相手のゴールキックを狙ってハイプレスを仕掛けるチーム(バイエルンドルトムント)なども時折見られています。

まとめ

ゴールキックの基本的なルールや近年のトレンド・流れについて説明してきました。国内・国外のチームがどのようなゴールキックを行い、ビルドアップをスタートさせているのか注目しても面白いかもしれません。そのためにも、まずはゴールキックの基本的なルールを覚えましょう。

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