個人参加フットサルとは?初心者でもわかる“個サル”のすべて

皆さんは「個サル」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。すぐにフットサルの形態であることがわかる人はあまり多くないかもしれません。

そこで、今回は僕が幾度となく参加してきた個人参加のフットサル、通称「個サル」について説明していこうと思います。

社会人になると、なかなか友人などと予定を合わせることが難しくなり、学生時代のように集まることが減っていくことが大半になるはずです。そのため学生時代は部活やサークルなどでサッカー・フットサルを毎日のようにやっていても、なかなかやる機会が減っていくという人も少なくないでしょう。

そんな人に教えたいのが「個サル」です。男性プレイヤーはもちろんのこと、今では女性や初心者の間でも人気となっている個サルはどのようなものなのでしょうか?

個サルとは?

個サルとは個人で集まった人同士で行うフットサルのこと。初めて会う人たちと5人のチームを組み、1~2時間フットサルに興じることができます。判定などはセルフジャッジとなりますが、運営のスタッフがいるのでチーム分けや終了の合図などはスタッフが行います。

また、友人と一緒に参加することも可能。場所によっては5人のチームで参加することができる個サルもあります。

僕が住んでいる東京都であれば、個サルができる場所は意外にも多くあり、皆さんの身近なところにもきっとあるはず。個サルにかかる料金は大体1000~2000円ほどで、フットサルの大会に参加するよりもかなりリーズナブルに楽しむことができるようになっています。大会などでは、人を集める負担や日程を調整すること、真剣勝負のガチになることを考えると、個サルは心理的にも楽に楽しめるでしょう。

また、個サルのレベルは場所によって様々。まずは自分に合ったレベルを慎重に選ぶことが大事になります。初心者向けのクラスから、競技者向けのクラスまで用意されているので、自身のレベルを測るためにも行ってみて雰囲気を測ることが大事になります。

では、実際に個サルに参加するためにどのようなステップを踏んでいくのでしょうか?

個サルをやるまでの流れ

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  1. まずはフットサルができる場所を探しましょう。家の近くはもちろん、職場の近くなどにもフットサルコートがあれば、公式サイトをチェック。そこから申し込みフォームや電話で予約することができます。
  2. 運動ができる格好を持って開催場所に行きましょう。コートは大抵スパイクが禁止で、トレーニングシューズやフットサルシューズが必要になるので、サッカー中心の選手は注意が必要です。ただし、シューズやウェアを有料で貸し出していることも多いので、手ぶらでコートに行っても問題はありません。
  3. 場所に行ったら、まずは受付で支払いを済ませます。経験上、ほぼ間違いなく先払いなので、お金を払ってから着替えなどを済ませるのが一般的となります。
  4. 開催時間になったらコートに入りましょう。運営を行うスタッフの人がいるので、指示に従います。最初の数分でチームを決めることになるのが基本です。
  5. その後は時間いっぱいまでフットサルを楽しみましょう。チームメイトとコミュニケーションを図りつつ楽しむのもよし、僕のようにただ黙々とボールを蹴り続けるのもよいでしょう…。
  6. サークルやチームと違って、自分の最後の試合さえ終われば即時解散となります。この気軽さも個サルを楽しめるポイントのひとつです。

個サルならではの面白さ

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やはり個サルはふらっと行ってすぐにプレーできるのが最大の魅力のひとつ。うまい人もいれば、そうでない人もいるという、裾野の広い環境で技術を磨くことができます。

場所によっては、たまにとんでもなくうまいプレーヤーとも出会えるのが個サルの面白さのひとつ。個人的には、そういった人とフットサルを通して意識を共有したような連携プレーが決まったときには何物にも代えがたい快感を得ることができます。

フットサルを通して年齢も仕事も異なる人と仲良くなれることもポイント。社会人になると、なかなか新しい交友関係も広がりづらくなっているので、個サルで新しい場所で交友を広げることができるのもその魅力と言えるでしょう。

個サルの注意点

ただし、個サルにも注意点があります。

それが指示を出してくるプレーヤーでしょう。前向きな声掛けや、的確なコーチングであれば問題はないのですが、ガミガミ指示をしたり、ミスをとがめるような声を送るような人も中にはいます。多くの場合、施設側に注意されることもありますが、そうした目をかいくぐって居座るプレーヤーもいるので、気をつけてプレーすることも必要となります。

また、ある程度できるプレーヤーがたまに当たってしまうのが、初心者が多い場所の個サル。フットサル自体が5人でやるチームスポーツなので、あまりに初心者に近い選手がいると、うまくいかなくなることも多いです。そのため、上級者がストレスをためてしまうケースも少なくないので、互いに自身のレベルの合ったコースに行くことを念頭に置きましょう。

まとめ

個サルについて今回は説明してきました。個サルをやったことがない初心者の方にもいくらか流れが伝わったかと思います。

関連記事:東京都の個人フットサルのレベル一覧

今回は個サルについて説明しましたが、近いうちに僕の今の主戦場となっている、個人参加のサッカーについても説明したいと思います。

個サルに興味を持った方は、まずは家や職場の近くにあるフットサル場を探してみることをおすすめします。

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