ストライカーの極意。裏への抜け出しで意識すべき3つのこと

今日は仕事でしたが、いろいろな事情を考慮しておなじみ早朝サッカーへ。朝6~8時で落合中央公園まで行ってきました。

いつものようにFWとして15分×3本に出場し、1ゴールを記録。連続得点記録を「3」に伸ばすことができました。

そのゴールは味方とのワンツーで裏へと抜け出したもの。最後は左足でGKの股間を抜きました。この日は再三シュートをGKに当てていたので、ようやくゴールを奪うことができました。

FWに求められる得点パターン

僕はFWなのですが、元々は攻撃的MFとしてプレーしていた期間が長いこともあり、得点パターンをそれほど多く持っているわけではありません。

主に3パターン。クロスを合わせること、左右どちらかによるミドルシュート、そして裏への抜け出しからのフィニッシュです。クロスを合わせることはともかく、ミドルシュートは明確に得意不得意があるかと思います。一方で、裏への抜け出しはコツがあるように思います。

その理由として挙げられるのが、僕が何より鈍足であること。子供の頃から運動会などでリレーの選手などに選ばれたことはなく、サッカー経験者としては珍しいほどでした。にも関わらず裏への抜け出しを得意と自負しており、この日もそのラインブレイクによってゴールを陥れました。

実は自分は結構裏抜けを得意としているんじゃないかと思ったので、言語化しておこうと思います。

FWで、なにかひとつ得点パターンを身につけたいと思っている方はぜひ参考にしてもらえると幸いです。

裏への抜け出しの極意

裏への抜け出しに必要なのはまず大前提としてパサー、優秀な出し手がいることが前提となります。その選手がボールを持ったら、裏への抜け出しに向けて準備をしていくこととなります。

まず必要なのはボールホルダーとのアイコンタクト。パサーの方に目を向けて自分の存在を認識してもらう必要があります。そして、目を合わせ、「今、俺に出してくれ」とアイコンタクトを取りましょう。

アイコンタクトの代わり、もしくは同時にやると効果的なのがハンドアクションです。単純に指などで出してほしいスペースを指すことで、出し手との意識を共有することができます。もちろん、相手DFにも見られてしまうため状況を選ぶ必要がありますが、パサーとの距離が離れていて目を合わせることが難しい場合などにハンドアクションを使うといいでしょう。

最後に自分自身の動きです。斜めへの動き(ダイアゴナルラン)で裏へと抜け出しましょう。角度を付けず、そのまま縦へと抜け出しても相手DFとの競走となってしまい、スピードがなければ完全に裏へと抜けることは難しくなります。なので、DFのマークをかいくぐるように、最終ラインと平行に走りつつ、斜めに抜け出すことでマークにつかれることなくラインブレイクすることができるのです。最初はゆっくりと走りつつ、抜け出す瞬間にスピードを上げて緩急をつけることが重要となります。DFの背後を取る動きを意識しましょう。

最後に

もちろん、裏へと抜ける際にスピードがあるに越したことはありません。しかし、これらのコツを意識することで、裏への抜け出しの手助けになるかもしれません。

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