アジリティという言葉をサッカーで聞いたことはあるでしょうか。現代サッカーには欠かせない要素ですが、普段サッカーを見ない人からすれば、耳馴染みのない言葉かもしれません。
そこで、今回はアジリティの意味や使い方について徹底解説。なぜサッカーに不可欠な要素であるかを説明していきたいと思います。
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アジリティとは?
アジリティとは英語で「agility」という名詞です。「機敏」や「軽快さ」などを意味します。
サッカーにおいてもほとんど同様の意味で使われますが、詳しく下記で説明していきましょう。
サッカーのアジリティとは?
サッカーのアジリティとは「敏捷性」とそのまま言い換えることができます。ルーズボールに素早く反応する能力などを指します。つまりスピードの緩急の付け方や方向転換の速さなどがアジリティを意味する場合が多いです。
一方で、アジリティはあくまでも単純な足の速さのことではありません。スピードの緩急をつける能力や、急に方向転換をするスピードなどがアジリティです。急激なストップや緩急などが常に求められるサッカーにおいて最も重要な能力と言ってもいいかもしれません。
アジリティを鍛えるための練習法
僕自身サッカーをやっていて、重要だなと感じるアジリティ。少なくとも50メートル走や100メートル走の速さよりアジリティが重要なものです。足の速さ同様、先天的なものではあるアジリティですが、鍛えることもできます。
そのひとつとして挙げられるのがラダートレーニング。左右に素早く動くことと、重心をぶらさず動くことが求められるため、アジリティを上げるのに一役買います。実際、プロのチームでもウォーミングアップやキャンプの練習で取り入れており、その効果は確約されていると言ってもいいでしょう。
ですが、ビッグクラブなどがラダートレーニングより取り入れているのがポールトレーニング。天然芝にポールを立てて行うため、プロクラブなど金銭的に余裕のあるチームしか採用できないものです。ラダーよりもより自由度の高い動きをすることができ、スプリントも鍛えることができるため、プロのチームでもしばしば取り入れられている練習法です。
まとめ
今回はアジリティについて解説してきました。足を速くするのは難しいことですが、アジリティを鍛えるのはもう少しハードルが低くなります。よりサッカーで活躍したい方はラダーなどを取り入れてもいいかもしれません。
実際、僕も大学時代はサークルの練習で取り入れており、馴染みの深いものでした。アジリティのある選手はラダーもとてつもなく速かったのをよく覚えています。アジリティを鍛えたい方はまずはラダートレーニングをやってみましょう。