サイト名が『Football for Employee』ということで、働く人のためのサッカーを掲げてきました。今回は人気サッカーゲーム『FIFA』シリーズについて執筆していきます。
サッカーやフットサル好きの中にもゲーム好きはいることでしょう。コロナ禍というご時世でおうち時間が増え、ゲームに勤しむ人も多いはずです。サッカー好きのゲーマーにとって『FIFA』シリーズはすでに有名な人気ゲームシリーズであり、親しんできた人もたくさんいるでしょう。
そして、最新作である『FIFA 22』が10月1日にリリースされます。現在は発売に向けて、選手のレーティング(総合評価)を発表しているところ。人気モード『FUT』のためにゲーマーたちはこぞって誰が高い数値を持つのか、気にしています。
今回、最も高いレーティングを手にしたのがリオネル・メッシ。レーティングは「93」で世界最高の選手の評価を維持ししました。一方、長年頂点を争ってきたクリスティアーノ・ロナウドは「91」となりました。今回はこの2人について徹底的に比較していきたいと思います。
目次
メッシの『FIFA 22』でのレーティング
メッシの総合評価「93」は世界トップで、前作の『FIFA 21』から変更なしとなりました。
今夏にバルセロナからパリ・サンジェルマンへと移籍したメッシは、『FIFA 09』以来レーティング90以上をキープし続けています。『FIFA 12』で最高の「94」を獲得し、その後10タイトルで「93」を下回ったことはありません。
細かい評価は前作とほぼ同じ。「ペース」、「シュート」、「パス」、「ドリブル」、「フィジカル」の能力値は前作と全く同じ。しかし、「ディフェンス」は前作の「38」から「34」に下がり、より守備意識が下がったことを指摘されています。
メッシはスター揃いのパリ・サンジェルマンの中でももちろんトップ。ネイマールとキリアン・ムバッペが「91」で迫っています。
C・ロナウドの『FIFA 22』でのレーティング
今夏、マンチェスター・ユナイテッドに復帰したC・ロナウドは前作の評価「92」から「91」に下がりました。
ロナウドが『FIFA』シリーズで評価を下げるのは3度目のこと。『FIFA 20』では「93」、『FIFA 19』では「94」をマークしていました。
それでも、プレミアリーグでケヴィン・デ・ブライネと並んで最高の選手であることに変わりはなく、ゲーム全体でもトップクラスです。細かい能力値では、「ペース」が2下がり、「87」となり、「フィジカル」も「77」から「75」に減少しました。
マンチェスター・ユナイテッドでブルーノ・フェルナンデス(88)、ジェイドン・サンチョとポール・ポグバがともに「87」でロナウドに迫っています。
C・ロナウドとメッシの能力値を徹底比較
レーティング | C・ロナウド | メッシ |
---|---|---|
OVR | 91 | 93 |
PAC | 87 | 85 |
SHO | 93 | 92 |
PAS | 82 | 91 |
DRI | 88 | 95 |
DEF | 34 | 34 |
PHY | 75 | 65 |
総合評価ではメッシが2上回りましたが、細かい能力値ではどうなるのでしょうか。
表が示すように、メッシは多くの分野でC・ロナウドを上回りました。パスとドリブルに関しては大きく数字の上で超えています。逆に、ロナウドが上回るのがペース、シュート、フィジカルに関して。しかし、いずれも差はわずかなものとなっています。
ロナウドが大きくメッシを上回ったのがフィジカル。ロナウドが「75」、メッシが「65」で10の差がつきました。また、ディフェンスに関しては「34」で並んでいます。
『FIFA 22』最高の選手は?
ランク | 選手 | ポジション | レーティング |
---|---|---|---|
1 | リオネル・メッシ | RW | 93 |
2 | ロベルト・レヴァンドフスキ | ST | 92 |
=3 | クリスティアーノ・ロナウド | ST | 91 |
=3 | ケヴィン・デ・ブライネ | CM | 91 |
=3 | キリアン・ムバッペ | ST | 91 |
=3 | ネイマール | LW | 91 |
=3 | ヤン・オブラク | GK | 91 |
=8 | ハリー・ケイン | ST | 90 |
=8 | エンゴロ・カンテ | CDM | 90 |
=8 | マヌエル・ノイアー | GK | 90 |
=8 | マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン | GK | 90 |
前述の通り、新作で最高の選手はメッシ。2番手はC・ロナウドではなく、バイエルン・ミュンヘンでゴールを量産するロベルト・レヴァンドフスキとなりました。レーティングはメッシと1差で、「92」となりました。
そして、3位にC・ロナウド、デ・ブライネ、アトレティコ・マドリーのGKヤン・オブラク。さらにパリ・サンジェルマンのネイマールとムバッペも「91」となりました。
その他、「90」のレーティングを得たのはハリー・ケイン、マヌエル・ノイアー、エンゴロ・カンテなどとなっています。