人気サッカーゲームの最新作『FIFA 23』が9月30日に発売となります。
その中でプロクラブモードの扱いについて注目が集まっています。日本ではテレビ番組の影響などもあり、大きな人気を博しているプロクラブ。EAスポーツはFIFA 23のプロクラブについて8月10日に情報をリリースしました。今回はその情報を中心に解説していきたいと思います。
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プロクラブとは?
プロクラブは、バーチャルプロと呼ばれるアバターを作成し、それを使ってゲームを行うオンラインゲームモードです。
大きな違いは、自分が操作するのは1人だけで、他の選手は他のチームメンバーやコンピューターが操作する点です。
一人の選手を操るということは、チームとしての連携が必要で、そうしないとすぐに形勢不利になってします。
ミニディビジョンに参加し、成績次第で昇格や降格もあり、プロクラブでプレイすればするほどXPを獲得でき、そのXPを使ってバーチャルプロを成長させることができます。
ペース、パス、シュートなどの属性を向上させるために、さまざまなスキルツリーをアップグレードすることができます。
FIFA23でのプロクラブの進化は?
FIFA23でのプロクラブの最大の進化は、Voltaモードとシーズン進行を共有していることです。
『FIF 23』では初めて、プロクラブにシーズン進行システムを採用。この新しいシーズンシステムは、Voltaの体験と進捗を共有することになります。どちらのモードでもプレイすることで選手がレベルアップし、その結果、共有されたシーズン進行を獲得することができます。
さらに、プレイヤーはVoltaでプレイヤーコスメなどの報酬を獲得し、プロクラブの試合で装備するために持ち帰ることができるようになります。6週間のシーズンを通して進歩するチャンスが増えるので、『FIFA23』プレイヤーにとっては嬉しいニュースでしょう。
ドロップインモードの改善
ドロップインでのプレイ時にユニフォームなどのバリエーションが増え、ローテーションされるように。また、試合は4分ハーフとなり、同点の場合はゴールデンゴール方式の延長戦となります。
プロクラブでのレベルアップ方法の改善
また、今作からレベルアップ方法を修正。長年にわたって「選手の成長が遅い」というプレイヤーからの苦情が絶えなかったため、EAはよりシンプルでやりがいのある作業にすることを決定しました。
ゴールというわかりやすい結果だけではなく、それをサポートすることでもXPが公平に配分されるようになりました。これらの変更は、レベルMAXにするために必要な労力を軽減するために実施されました。
また、レベルアップの変更に加え、プロクラブに4つの新しいパークスを導入。パークはピッチ上でのパフォーマンスに変化を与えるもので、貴重なものをアンロックすることで、より大きな成功につながるでしょう。
ここでは、4つの新パークスとその効果について説明します。
アタッキングパークス
- ポーチャー…ボックス内でのフィニッシュの精度が上がります(ボレー、フィニッシュ、ヘディングの精度が上がります)。
チャンスメイクパークス
- ライトパス…チームメイトがパスをトラップしコントロールする能力がアップします。
ディフェンシブパークス
- インターセプター…ディフェンス時に相手のパスやシュートをインターセプトし、妨害する能力が向上します。
- チェイスダウン…ポゼッションを失った直後のディフェンス時のペースが上がります。ポゼッションを取り戻さない場合、40秒後に解除されます。
プロクラブでのクロスプレイは?
当初、FIFA 23ではクロスプレイが導入されることが発表されましたが、プロクラブには影響しないとされていました。しかし、ファンがそれに反発したため、EAスポーツはこのような声明を明かしました。
「マッチメイキングを改善し、同世代の異なるプラットフォームの友人が一緒にプレイできる可能性を持つプロクラブモードにとって、クロスプレイ機能が何を意味するのかを認識している」
そのため、今作からプロクラブでクロスプレイが導入されるかは定かではありませんが、将来的には導入されることとなりそうです。