通常版が2022年9月30日に発売されることが発表されたFIFAシリーズの最新作『FIFA 23』。今回は日本人ゲーマーとして気になるJリーグ、そして日本代表の存在について解説していきたいと思います。
前作の『FIFA 22』では、Jリーグは搭載、日本代表は非搭載でしたが、最新作ではどのような扱いとなるのでしょうか。
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Jリーグの存在は?
FIFAシリーズでは『FIFA 17』から明治安田生命J1リーグが登場。以来、前作の『FIFA 22』までJリーグは搭載されてきました。
しかし、Jリーグは『EAスポーツ』とのJリーグトップパートナーシップ契約が終了したことを発表。その結果として、『FIFA 23』からはJリーグが削除されることが発表されています。
ユヴェントスが復活
ユヴェントスは2019年からコナミの独占となっており、EAスポーツはクラブ名とブランド名を削除し、「ピエモンテ・カルチョ」という代替名称を採用せざるを得なくなっていました。ですが、コナミとの独占契約を終了したため、ユヴェントスも実名で戻ってきます。
EAスポーツとは独占契約を新たに複数年締結し、ユヴェントスのクラブロゴやユニフォームはもちろん、ホームスタジアム「アリアンツ・スタジアム」まで完全再現されることが発表されています。
ただし、同じセリエAの強豪クラブであるローマ、ラツィオ、アタランタは引き続き代替名称となる見込みです。
登場リーグ・ライセンス
FIFA 23では、30リーグ700クラブ以上を搭載。今作から新たな取り組みとして、FA女子スーパーリーグ(英)とディヴィジオン・アン・フェミナン(仏)も収録されることになりました。
一方で、JリーグやメキシコのリーガMXは削除される見込みです。以下、FIFA 23に搭載される全リーグライセンスです。
大会 | 国/地域 |
---|---|
Liga Profesional de Futbol | アルゼンチン |
A-League | オーストラリア |
O. Bundesliga | オーストリア |
1A Pro League | ベルギー |
Liga do Brasil | ブラジル |
Chinese Super League | 中国 |
3F Superliga | デンマーク |
女子スーパーリーグ(NEW) | イングランド |
Premier League | イングランド |
EFL Championship | イングランド |
EFL League One | イングランド |
EFL League Two | イングランド |
ARKEMA D1(NEW) | フランス |
Ligue 1 | フランス |
Ligue 2 | フランス |
女子ブンデスリーガ(NEW) | ドイツ |
Bundesliga | ドイツ |
Bundesliga 2 | ドイツ |
3. Liga | ドイツ |
Serie A | イタリア |
K League 1 | 韓国 |
Eredivisie | オランダ |
Eliteserien | ノルウェー |
Ekstraklasa | ポーランド |
Liga Portugal | ポルトガル |
Premier Division | アイルランド |
Liga I | ルーマニア |
Pro League | サウジアラビア |
Premiership | スコットランド |
La Liga | スペイン |
La Liga Smartbank | スペイン |
Allsvenskan | スウェーデン |
Super League | スイス |
Super Lig | トルコ |
NWLS(NEW) | アメリカ/カナダ |
MLS | アメリカ/カナダ |
Copa Libertadores | 南米 |
Sudamericana | 南米 |
Recopa | 南米 |
Champions League | ヨーロッパ |
Europa League | ヨーロッパ |
Europa Conference League | ヨーロッパ |
Super Cup | ヨーロッパ |
日本代表は?
『FIFA 23』では、前作よりも多くの代表チームが登場します。それはワールドカップイヤーであることが影響しています。ワールドカップモードの存在もあり、今作は多くの代表チームが追加されることとなりました。
その中には日本代表や韓国代表、イラン代表といった存在も。欧州ではクロアチア代表、スイス代表といったチームが新たに搭載されました。ただし、女子日本代表(なでしこジャパン)は引き続き非搭載となっています。
代表ライセンスまとめ
『FIFA 23』では、前作よりも多くのナショナルチームが登場します。男女とも、すべての大陸から新しい選択肢があり、ロシアのように除外されたチームもあります。
これはワールドカップイヤーであり、ワールドカップモードが導入される影響でもあります。男女ともにFIFA 23で登場するナショナルチームは以下のリストで確認してください。
男子(太字は新搭載)
- カメルーン
- ガーナ
- モロッコ
- セネガル
- チュニジア
- 中国
- 韓国
- 日本
- イラン
- カタール
- サウジアラビア
- オーストリア
- ベルギー
- クロアチア
- チェコ
- デンマーク
- イングランド
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- ハンガリー
- アイスランド
- アイルランド
- オランダ
- 北アイルランド
- イタリア
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- ルーマニア
- スコットランド
- セルビア
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
- ウクライナ
- ウェールズ
- カナダ
- コスタリカ
- メキシコ
- アメリカ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- アルゼンチン
- エクアドル
- ウルグアイ
- ブラジル
女子
- 中国
- ベルギー
- イングランド
- フランス
- ドイツ
- オランダ
- ノルウェー
- ポルトガル
- スコットランド
- スペイン
- スウェーデン
- カナダ
- メキシコ
- アメリカ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- ブラジル
まとめ
今回はFIFA 23のライセンスについて解説してきました。実名リーグ、大会を楽しみたいなら、間違いなく『FIFA』シリーズが世界トップ。よりリアルなサッカーの世界を堪能すべく、買ってみることをおすすめします。