10月に発売されたばかりの『FIFA 22』。日本でもサッカーゲームの間では『eFootball』と並び、大きな人気を博しています。
そして、日本人にとって気がかりなのが日本代表(サムライブルー)の存在。弊サイトでは主要日本人選手の能力値について紹介してきましたが、日本代表の扱いはどのようなものになっているのでしょうか。解説していきたいと思います。
『FIFA 22』に日本代表はある?
最初に結論から言ってしまうと、『FIFA 22』に日本代表は搭載されておりません。これまでも『FIFA』シリーズにおいて日本代表は搭載されておりません。韓国代表や中国代表、オーストラリア代表などワールドカップ予選のライバル国が搭載されている一方で、日本代表はライセンスの問題が障害となり非搭載となっています。
それは競合であるコナミの『ウイニングイレブン』シリーズがライセンスを独占していたことが原因とされています。しかし、今年からライバルが『eFootball』として全面的にリニューアル。現時点で日本代表などナショナルチームは登場しておらず、日本代表チームを操ることのできる機会は少なくなっているようです。
また、『FIFA 21』では登場していた女子日本代表(なでしこジャパン)も今作では非登場。東京五輪にも出場した女子選手たちを操ることはできなくなっています。一方で、スウェーデンやアメリカ、イングランドやフランスなどは搭載されています。
ただ、『FIFA 22』において日本代表を再現し、そのチームでプレイする方法は他にもあります。以下で紹介していきましょう。
FUTで作る方法
日本代表を再現するのに最適な方法はFUT(FIFA Ultimate Team)でしょう。自由自在にオリジナルチームを作ることが可能で、日本国籍で縛ればケミストリー的にも問題ありません。
FUTでは欧州の各国リーグはもちろん、J1の選手もいるため、現日本代表の選手はほぼすべて搭載されていると言っていいでしょう。したがって、自分が日本代表監督になったつもりでメンバーを集めることができます。FUTで選手カードを購入する際はコインが必要になりますが、日本人選手は比較的安価で仕入れることもプラスに働くはずです。
ただ、最大の懸念点は単純に戦力的に不十分であること。ほとんどのFUTプレイヤーは世界中のスター選手を集めているため、日本人だけのチームで対抗するのはなかなかの技術が求められます。コインに余裕さえあれば、中田英寿といったアイコン(※レジェンド選手が強化されたカード)に頼ることも視野に入れるのがおすすめです。
キャリアモードでも作れる?
キャリアモードでクラブを運営し、日本人選手を集めるというやり方もあります。ただ、あくまでもクラブの“日本化”であるので、日本代表とは少し異なるかもしれません。日本代表クラスの選手をすべてひとつのクラブに集めるのはあまり現実的ではないため、ベルギーのシント=トロイデンのようなイメージになるでしょうか。
また、キャリアモードでは、監督として結果を残していくと代表監督のオファーも送られてきます。しかし、日本代表は搭載されていないため、日本代表で指揮を執ることは不可能となっています。
現日本代表選手の能力値
ちなみに現在の日本代表選手たちのFIFA 22においての能力値も紹介しましょう。10月12日に行われたオーストラリア戦のスタメンのレーティングとなっています。
- GK 権田 修一:能力値69
- DF 酒井 宏樹:能力値75
- DF 吉田 麻也:能力値73
- DF 冨安 健洋:能力値75
- ※長友佑都は非搭載
- MF 遠藤航:能力値78
- MF 守田 英正:能力値73
- MF 田中 碧:能力値72
- FW 伊東 純也:能力値77
- FW 南野拓実:能力値75
- FW 大迫 勇也:能力値71
まとめ
今回は『FIFA 22』の日本代表について解説してきました。実際、日本代表は搭載されていますが、サムライブルーを作り、再現する方法はあるので参考にしてもらえると幸いです。