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フットサルの基本的なルールは?サッカーとの主な違い

昨今、多くの人に親しまれているフットサル。元々サッカーをやっていた人から女性や初心者まで、趣味として「フットサル」を挙げる人はどんどんと多くなっています。

ですが、フットサルの正式なルールを知っている人はどれほどいるでしょうか。今回は競技としてのフットサルから、個人参加のフットサルのローカルルールまで解説していきます。

フットサルの人数

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フットサルのプレー人数は1チーム5人。キーパーも含めてピッチ上には10人が立つこととなります。また、公式戦などでは7人までベンチ入りすることが可能です。サッカーでは1チーム11人がプレーするので、フットサルはその約半分ということになります。

サッカーでは3人まで試合中に交代することが可能ですが(※コロナ禍により5人まで交代可能に)、フットサルでは上限がなく交代することができます。また、ベンチに下がった選手も再びピッチに送り出すことができます。

交代の方法もサッカーとは異なります。サッカーはアウトオブプレーのときに審判の承認を得る必要がありますが、フットサルでは交代ゾーンを用いれば交代は自由にできます。

フットサルの基本ルール

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フットサルは20分間の2つのピリオドで1試合を構成。プレーイングタイムで実施されており、ボールがピッチの外に出ているときやファウルの際は時計が止められます。

サッカーでおなじみのルールであるオフサイドはなし。そのため、前線にとどまってボールを受けても反則にはなりません。また、ボールがピッチ外に出た際にはキックインで再開。サッカーのスローインとは異なります。

退場者が出た場合も2分間経過した後には選手をベンチから補充することができます。こちらも、最後まで数的不利で戦わなければならないサッカーとは大きく異なるルールとなっています。

意外と知らないフットサルの特有のルール

フットサルをプレーする人でも意外と知らない特有のルールは主に3つあります。

  • 4秒ルール
  • 5ファウル
  • バックパス

4秒ルールはキックインやコーナーキック、フリーキックの際には4秒以内に再開させなければならないというもの。ゴレイロ(GK)が自陣でボールを持っているときや、ゴールクリアランス(ゴールキック)のときも当てはまります。これによって、よりスピーディーに試合が展開されるようになります。

5ファウルは、6つ目のファウルから10mの直接FKを与えられるというもの。ファウル数に気をつけてプレーする必要が生まれます。また、ハーフタイムで一度リセットされます。

バックパスは、ゴレイロがボールを触った後は、相手選手が触るまでは自陣でもう一度触ってはいけないというもの。この反則を犯した際には相手に間接FKが与えられてしまいます。これにより、後方で時間稼ぎのようなパス回しをすることはできなくなっています。

個サルのローカルルール

では、個人参加のフットサル、通称個サルではどのようなルールが採用されているのでしょうか。

最初に断っておくべきは、特有のルールである3つを守ってプレーしている人は皆無です。4秒ルールや5ファウルはともかくとして、バックパスはサッカー経験者であれば、しばしばやってしまう“反則”ですが、個サルで反則を取られる心配はまずありません。

逆に、個サルによって採用されているルールは得点ごとにゴレイロが代わるというもの。どちらのチームが点を取っても、両チームGKが代わるというローカルルールは様々なところで採用されています。もちろん、時間制で代えるところも多くあります。

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まとめ

今回はフットサルの基本的なルールから、意外と知らない特有のルールまでを解説してきました。サッカー経験者でも知らない人も多かったのではないでしょうか。

これらを意識して、個サルをプレーすれば、他のプレーヤーに一目置かれるようになるかもしれません。

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