FWの前からのプレスのかけ方…ゴールにつながる守備の方法とは?

今回はFWの守備の方法について解説。幼少時代ときからFWをやっている選手であれば、前からの守備の仕方なども身についていますが、特に学ぶことなくそのままプレーしてきた人もいるかもしれません。

実際、僕もFWですが守備の方法などを具体的に学ぶことはありませんでした。常に実戦で周囲の声を聞きながら前からのプレスを学びました。今回は経験を交えてゴールにつながるプレスを説明していけたらと思います。

個人参加サッカーへ

この日は朝から個人参加のサッカーへ。いつもの落合中央公園、6~8時というスケジュールでした。僕はFWとして20分×3本に出場。結果は1ゴールでした。ゴールの内容については後述しますが、個人参加サッカーではゴールを挙げ続けている僕。かれこれ6連続での得点となりました。

一方で、決定機を逃してしまったのが悔やまれるところ。上手いボランチの選手のパスを信じて裏へと走り出したのは良かったものの、左足でのシュートは枠外へ…。すかさずそのボランチの選手の方を振り返ると、天を仰いでいてめっちゃ申し訳ない気持ちになりました。動き出しは我ながら良かっただけに、非常に悔しかったです。

ただ、今回は僕のパフォーマンスより守備の話。以下で続けていきます。

前からのプレスのかけ方

FWとしてやるべき守備は主に2種類。前からチェイスしてはめるために行う守備と、プレスバックしてプレッシャーをかける守備です。今回は前者について解説していきます。

相手の最終ラインがボールを持ったときに行う守備。ただ、闇雲にボールホルダーにプレッシャーをかけていいわけではありません。相手の布陣にもよりますが、まずは相手ボランチをケアする必要があります。ボランチに渡れば、ボールを左右に散らされてしまうため、ここを切りながらプレスをしなければなりません。これを指示する場合、味方からはよく「中(内)切れ!」と言われますね

相手はボランチを切られれば、サイドにボールを循環させていきます。そうなればFWの守備は一旦終わり。味方のサイドハーフやサイドバックの連携でボールを奪うことができればベストとなります。

ゴールにつながる守備

もちろん、前からプレスをかければゴールに直結するケースもあります。この日の僕のゴールはGKのビルドアップのミスを突いて無人のゴールへと決めたものでした。得点の内容にほとんど価値はありませんが、守備の追い方には工夫がありました。

GKまでプレスへと行く際は自分の後方をチェックする必要があります。「ここには出されたくない」、「ここには出させてもいい」を判断して、どちらからプレスをかけるか決断します。通常は真ん中を切りながら行きますが、このときは距離感やサイドの状況を見て、あえてどちらもあまり限定しませんでした。その結果、相手GKはパスではなく切り返すことを選択し、そのミスを突くことができたのです。

ゴールに直結するような守備をしたいのであれば、自分の後方を確認することは鉄則。味方からのコーチングがあればいいのですが、状況によってはないこともあります。そのため、自身でどちらのサイドを切ればいいか判断できるようになることが大事でしょう。そうすれば自分がボールを奪えなくても、その後に味方がパスカットし、高い位置から攻撃を開始できる可能性があります。

FWとしてプレーするのであれば、守備ができることも大事。状況を適切に見極め、プレスをかけるかどうかできるようにしていきましょう。

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